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春節連休に興行収入20億元突破 SF映画『流浪地球』が大ヒット

2019年 2月 12日9:34 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 春節の連休に一家そろって映画館へ行くのはいつの間にか多くの人々の習慣となっている。今年の連休期間には、およそ20本の映画が上映された。映画専門サイト「猫眼」のデータによると、春節初日にあたる5日の興行収入は14億3700万元で過去最高を更新した。そして、9日までの5日間の総興行収入は50億元を超えたという。

『流浪地球』(英題:The Wandering Earth)

 春節初日が公開の新作映画は計8本だが、このうちSF大作映画『流浪地球』(英題:The Wandering Earth)は、連休最終日の10日までに20.06億の興収でトップとなった。次いで、SFコメディ『瘋狂的外星人』(英題:Crazy Alien)が14.46億元で2位、コメディ『飛馳人生』(英題:Pegasus )は10.4億元で3位となった。

『瘋狂的外星人』(英題:Crazy Alien)

 興味深いのは、1位と2位の映画がともに中国のSF作家·劉慈欣(リュウ·ジキン)の作品を原作としていること。「2019年は中国のSF映画元年」との評判も高い。劉慈欣の代表作である『三体』は、今年日本でも出版される予定だという。

 『流浪地球』はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開予定となっている。

(編集:W)