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故宮に読書に展覧会 変わる市民らの春節

2019年 2月 9日14:34 提供:中国国際放送局

この春節連休期間中、国内の各地では様々なカルチャーイベントが開催され、市民らの春節の楽しみ方にも変化が見られるようになっています。

来年建築600年を迎える「紫禁城」こと故宮博物院では、「春節特別展」が開催されています。会場には885点の宮廷の春節に関する文物が展示され、量においても点数においても故宮博物院史上最大規模の特別展として話題を呼んでいます。今回展示された文物は、いずれもかつて中国の皇室が春節を祝うために用いた道具で、会場内にはまるでタイムスリップしたような春節ムードが漂っています。

一方、国家図書館では、「迎春年画展」や、書家の指導を受けながら春節を祝う対句を記した「春聨」を書く体験イベントなどが行われました。最近では、春節の連休を利用し、図書館で読書に耽ったり、カルチャーイベントに参加したりする若者も増えています。

そのほか、中国博物館、中国美術館などの施設でも、春節ムードを盛り上げるイベントが催され、多くの市民が足を運んでいます。例えば、首都博物館では、「亥年の干支特別展」を開催、上海美術館では、巨匠徐悲鴻氏の新春特別展が行われています。さらに、重慶、杭州、洛陽、昆明、ウルムチなど45都市でも、新春のカルチャー・クリエイティブ・デザイン・ウィークや新春文化祭が行われ、伝統に現代の彩りを添え、市民らの春節レジャーをいっそう盛り上げています。(Lin、む)