一吻定情 (イタズラなKiss）

公開日：2019年2月14日

監督:陳玉珊（フランキー・チェン）

主演:王大陸（ダレン・ワン） 林允（リン・ユン）

日本や韓国、タイなどで映像化されてきた多田かおるの少女漫画『イタズラなKiss』が中国でもついに2019年のバレンタイン映画として登場！本作は、2015年の話題作『私の少女時代-OUR TIMES-』の陳玉珊（フランキー・チェン）の監督作品第2弾で、同作の続編としても期待されています。今作の舞台は中国で、原作の主人公・入江直樹にあたる主役の江直樹役には、『私の少女時代-OUR TIMES-』をきっかけにブレイクした若手俳優の王大陸（ダレン・ワン）が選ばれています。一方、ヒロインの相原琴子に当たる原湘琴役には、2016年公開の周星馳（チャウ・シンチー）監督作品『人魚姫（原題：美人魚）』で注目を浴びた林允（リン・ユン）が抜擢。『私の少女時代-OUR TIMES-』と『人魚姫』は、いずれも日本公開を果たしているため、主演2人の演技の印象が焼き付いているという方も、すでにいるかもしれません。『イタズラなKiss』は中華圏で林依晨（アリエル・リン）＆鄭元暢（ジョセフ・チェン）の主演により13年前にドラマ化していますが、日本以外での映画化は今回が初めてということで、ファンの間で大きな話題となっています。

今夜、ロマンス劇場で(中国題：今夜在浪漫劇場)

公開日：2019年2月14日

監督：武内英樹

主演：綾瀬はるか坂口健太郎本田翼北村一輝中尾明慶石橋杏奈西岡徳馬柄本明加藤剛

綾瀬はるかと坂口健太郎の主演による2018年のラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で(中国題：今夜在浪漫劇場)』が、今年のバレンタインデーに中国で一般公開されることが決まりました。本作は、映画監督を志す青年とモノクロ映画のヒロインが映画館「ロマンス劇場」で出会う様子を描くラブロマンスで、メガホンを取っているのは、ドラマ『のだめカンタービレ』（2006）や映画『テルマエ・ロマエ』（2012）により中国でも高い人気を誇る武内英樹監督です。本作は、待望の中国一般公開に先立ち、2018年4月に開催された第8回北京国際映画祭の一環であった「2018北京・日本映画週間」に、早々に登場しました。同映画祭の舞台挨拶のため同作のキャストの一人、石橋杏奈とプロデューサーの上原寿一が訪中し、この映画の魅力を中国の映画ファンに向けて紹介したため、一般公開への期待が膨らんでいました。日本の話題作に日本名作のリメイクと続き、今年のバレンタインデーは日本的ロマンスが存分に楽しめそうですね。

（ミン・イヒョウ謙）