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中国大陸部映画興行週間ランキング(2019.1.14–2019.1.20)

2019年 1月 24日10:01 提供:中国国際放送局

前週に引き続き、ニューエントリーは5本と新作が目白押しだった1週間!『トランスフォーマー』シリーズのキャラクター・バンブルビーが主人公のスピンオフ作品『バンブルビー(中国題:大黄蜂)』が興行収入9億元を突破して、3週連続1位という記録的なヒットとなっています。また、先週公開の『Fate/stay night [HF]』に続き、日本映画が2週連続で中国公開。2019年2本目の日本映画となったのは、こちらもアニメ作品で、2018年に実写版も公開された『君の膵臓をたべたい』、初登場10位でした。

単位:万元

順位(前週)

映画名

制作地

制作年

週間興行収入

累積興行収入

1(1)

バンブルビー(中国題:大黄蜂)

米国

2018

20305

93896

2(2)

“大”人物(The Big Shot)

大陸

2019

13843

27020

3(4)

白蛇:縁起(White Snake)

大陸

2019

12021

16495

4(NEW)

エスケープ・ルーム (中国題:密室逃生)

米/南ア

2019

5697

5773

5(3)

来電狂響(Kill Mobile)

大陸

2018

2940

62942

6(NEW)

移動都市/モータル・エンジン(中国題:掠食城市)

新/米

2018

2826

2826

7(NEW)

ア・ドッグズ・ウェイ・ホーム(中国題:一条狗的回家路)

米国

2019

1990

1994

8(5)

アクアマン(中国題:海王)

米国

2018

1521

199836

9(NEW)

熊出没·原始時代(Boonie Bears:Blast Into The Past)

大陸

2019

1497

1497

10(NEW)

君の膵臓をたべたい(中国題:我想吃掉你的胰臓)

日本

2018

1357

1360

~作品紹介~

バンブルビー(中国題:大黄蜂)

公開日:2019年1月4日

監督:トラヴィス・ナイト

主演:ヘイリー・スタインフェルドジョン・シナジョージ・レンデボーグ・Jrジョン・オーティスジェイソン・ドラッカーパメラ・アドロン

SFシリーズ『トランスフォーマー』の人気キャラクター・バンブルビーが主人公のスピンオフ作品『バンブルビー(中国題:大黄蜂)』が3週連続1位をゲット!今作は『トランスフォーマー』1作目の舞台から20年前となる1987年のカリフォルニアを舞台に、10代の少女チャーリー・ワトソンが海沿いの町の廃品置き場で黄色いビートルを見つけるところから始まります。日本公開は2019年3月22日の予定です。

“大”人物(The Big Shot)

公開日:2019年1月10日

監督:五百

主演:王千源(ワン・チェンユエン)包貝爾(バオ・ベイアル)王迅(ワン・シュン)王硯輝(ワン・イェンホイ)

ある自殺事件の調査を機に、様々な勢力と向き合うことになった一介の警察官・大聖の果敢な姿を描く社会派ポリスアクション『“大”人物(The Big Shot)』が2位をキープ。主演は、『誘拐捜査(原題:解救吾先生)』(2015)の王千源(ワン・チェンユエン)をはじめ今旬な個性派俳優が勢ぞろいしています。

白蛇:縁起(White Snake)

公開日:2019年1月11日

監督:黄家康(ホァン・ジャーカン)趙霽(チャオ・ジー)

主演(吹替):張喆(チャン・ジャー)楊天翔(ヤン・ティエンシャン)唐小喜(タン・シャオシー)

中国古代の四大民間伝説の一つとされている『白蛇伝』を元に制作されたアニメ映画『白蛇:縁起(White Snake)』が1ランクアップし、トップ3入りを果たしました!ヒロインの白娘(パイニャン)が、許仙(シュウセン)と出会う500年前、許仙の前世である阿宣との壮絶な恋愛を描いています。

エスケープ・ルーム (中国題:密室逃生)

公開日:2019年1月18日

監督:アダム・ロビテル

主演:デボラ・アン・ウォールタイラー・ラビーンテイラー・ラッセルローガン・ミラーニック・ドダニアダム・ロビテル

『インシディアス 最後の鍵』や『パラノーマル・アクティビティ5』などのホラー作品を送り出してきたアダム・ロビテル監督の最新作は、「脱出ゲーム」を題材にしたサイコロ・スリラー『エスケープ・ルーム (中国題:密室逃生)』。巨額の賞金目当てに部屋に集められ、密室脱出ゲームに参加する6人が、このゲームが実は生死をかけた罠であると気づき、過酷なサバイバルゲームが展開するというものです。

来電狂響(Kill Mobile)公開日:2018年12月28日

監督:于淼(ユイ・ミャオ)

主演:佟大為(トン・ダーウェイ)馬麗(マー・リー)霍思燕(フォー・スーイェン)喬杉(チャオ・シャン)

2016年のイタリアの話題作『おとなの事情(中国題:完美陌生人)』の中国版リメイク映画『来電狂響(Kill Mobile)』がトップ5をキープ。原作と同じ設定で、食事会に集まった7人の大人が、「届いたメールやWeChatなどのメッセージはすべて全員の目の前で開き、かかってきた電話もスピーカーモードで受けなければならない」という「信頼度確認ゲーム」をやり始め、さまざまな疑惑が巻き起こっていくストーリーで、「中国のおとなの事情」が分かる1本となっています。

移動都市/モータル・エンジン(中国題:掠食城市)

公開日:2019年1月18日

監督:クリスチャン・リヴァース

主演:ヒューゴ・ウィーヴィングヘラ・ヒルマーロバート・シーハンジハエローナン・ラフテリーレイア・ジョージパトリック・マラハイドスティーヴン・ラング

『キング・コング』でアカデミー視覚効果賞を獲得したクリスチャン・リヴァース監督のSFアクション冒険映画『移動都市/モータル・エンジン(中国題:掠食城市)』が中国公開スタート。今作は、フィリップ・リーヴの小説『移動都市』が原案で、ポスト・アポカリプスの世界を舞台に車輪が取り付けられた移動型都市同士が争う様子を描いた物語となっています。

ア・ドッグズ・ウェイ・ホーム(中国題:一条狗的回家路)

公開日:2019年1月18日

監督:チャールズ・マーティン・スミス

主演:アシュレイ・ジャッドジョナ・ハウアー=キングエドワード・ジェームズ・オルモスアレクサンドラ・シップ

アメリカのわんこ映画『ア・ドッグズ・ウェイ・ホーム(中国題:一条狗的回家路)』が中国で一般公開スタート。本作はW・ブルース・キャメロンが2012年に発表した小説『A Dog's Way Home』を原作に、犬のベラが離れ離れになった飼い主のルーカスに再会するまでの旅模様を描き出した感動的な作品となっています。

アクアマン(中国題:海王)

公開日:2018年12月7日

監督:ジェームズ・ワン(温子仁)

主演:ジェイソン・モモア アンバー・ハード ウィレム・デフォー パトリック・ウィルソン ドルフ・ラングレン ニコール・キッドマン

中国でロングヒット中の『アクアマン(中国題:海王)』。海底帝国アトランティスの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンが、人類を守るためにアトランティスとの戦いに身を投じていく様子を描いています。メガホンをとっているのは、世界的大ヒットを記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られるマレーシア出身のジェームズ・ワン監督。日本公開は2019年2月8日の予定です。

熊出没·原始時代(Boonie Bears:Blast Into The Past)

公開日:2019年2月5日

監督:丁亮(ディン・リャン)林滙達(リン・ホイダー)

毎年、旧正月元日に上映される中国国産アニメの名作シリーズ「熊出没」の最新作が先行上映実施中。今作は、「原始時代」をサブタイトルに、主人公の光頭強と熊たちが石器時代にタイムスリップして大冒険を展開する物語となっています。

君の膵臓をたべたい(中国題:我想吃掉你的胰臓)

公開日:2019年1月18日

監督:牛嶋新一郎

主演(吹替):高杉真宙Lynn藤井ゆきよ内田雄馬福島潤

実写版は『念念手紀』(訳:追憶の日記)というタイトルで中国公開を果たした日本映画『君の膵臓をたべたい』(2017)、そのアニメ版が中国公開をスタート!タイトルと内容のギャップで話題になった実写版映画は、中国公開の際にダイレクトな表現を避けてロマンチックな雰囲気の『念念手紀』というタイトルに変えられていたのですが、アニメ版では打って変わって直訳の『我想吃掉你的胰臓』(訳:君の膵臓をたべたい)という表記が採用されています。

(ミン・イヒョウ、謙)