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注目の映画新作 2019年1月 Vol.1

2019年 1月 3日9:12 提供:中国国際放送局

22年目の告白 -私が殺人犯です-(中国題:22年的自白:我是殺人犯)

公開日:2019年1月11日

監督:入江悠

主演:藤原竜也伊藤英明夏帆野村周平石橋杏奈竜星涼

日本で2017年6月に公開された映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』が、1月11日に『22年的自白:我是殺人犯』の中国題で一般公開されることが決まりました。本作は『SR サイタマノラッパー』シリーズなどを手がけた入江悠監督がメガホンを取り、藤原竜也や伊藤英明ら中国でも人気のある俳優が主演を務めるサスペンス映画で、韓国映画『殺人の告白』をべースとし、日本を舞台にニューアレンジしたものです。日本を代表する俳優の一人、藤原竜也は『バトル・ロワイアル』(2000)や『デスノート』(2006)などの映画シリーズで中国でも幅広く知られ、その主演作『カイジ人生逆転ゲーム』(2009)は2018年に中国でリメイクされています。本作にはさらに、『今夜、ロマンス劇場で』のキャストとして2018年北京日本映画週間にも登場した女優の石橋杏奈や、中国の女性ファンから「小狼狗」(可愛くてかっこいい、安心感あふれる年下彼氏のこと)の愛称で親しまれている若手俳優の竜星涼などが出演しています。

生きのびるために(中国題:養家之人)

公開日:2019年1月11日

監督:ノラ・トゥーミー

主演(吹替):サラ・チャウドリーソーマ・バティアアリ・バドシャーシャーイスタ・ラティフラーラ・サディク

アイルランド・カナダ・ルクセンブルク合作の2017年の社会派アニメ映画『生きのびるために(中国題:養家之人)』が1月11日に中国で一般公開されます。本作は、タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日常を生き抜こうとする少女とその家族の姿を描くもので、第90回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされるほどの大好評を博した作品です。『ブレンダンとケルズの秘密』などのノラ・トゥーミー監督が、カナダの児童文学作家デボラ・エリスの同名小説を原案に制作したもので、女性だけでの外出を禁じられるアフガンで、少女のパバーナが髪を切って男装し、家族のために街へ働きに出かける物語です。戦地での女性と児童問題に注目し続けている世界的大女優のアンジェリーナ・ジョリーがこの作品のエグゼクティブ・プロデューサーを務めており、戦時下のアフガンでの見聞や実体験をもとに映画の制作にアドバイスし、映画のキャンペーンのためにも奔走したということです。日本では「26th キネコ国際映画祭」(2018年11月22~11月26日/109シネマズ二子玉川ほか)で上映され、長編グランプリを受賞しています。

(ミン・イヒョウ謙)