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『となりのトトロ』中国アンバサダーが宮崎駿監督と初対面

2018年 11月 29日19:10 提供:中国国際放送局

(写真:宮崎監督から直筆サイン入りイラストを贈られた中国人女優・秦嵐)

12月14日に中国公開が予定されている宮崎駿監督の名作『となりのトトロ(中国題:龍猫)』、その中国初公開に合わせて、このほど中国アンバサダーに就任した女優の秦嵐(チン・ラン)が、日本を訪れて宮崎駿監督と初対面し、宮崎監督から直筆サイン入りイラストを贈られました。

『となりのトトロ』は1950年代の日本の田舎を舞台に、草壁一家のサツキ・メイ姉妹と「へんないきもの」たちとの交流を描いた心温まるファンタジーです。30年前は中国での大規模な一般公開には至りませんでしたが、丸っこくて可愛らしいトトロのキャラクターはキャッチーな劇中音楽とともに中国で大ヒットし、今でも根強い人気を誇っています。

『となりのトトロ』のリマスター版は2014年に米国で、2015年に英国で一般公開されたほか、2015年10月に釜山国際映画祭ジブリ作品特別上映会にも出品。さらに今年6月にフランスで開催された『となりのトトロ』公開30周年記念イベントにも登場しています。今回中国で公開が予定されているのは2017年完成の最新のデジタルリマスター版で、長さ86分の2Dバージョン。中国の劇場には日本語版と中国語吹替版の2バージョンが登場することになっています。

中国公開に合わせジブリの星野康二社長も訪中し、秦嵐と共に、上海で開催されるプレミア上映に登場します。秦嵐は中国アンバサダーのほか、吹替えキャストとして、草壁姉妹の母親である草壁靖子役を担当することも決まりました。(ミン・イヒョウ謙)