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CRI主催の書画展「和して同ぜず」 ソウル展が開幕

2018年 11月 26日10:57 提供:中国国際放送局

「和して同ぜず」ソウル展開幕式の様子

中国国際放送局が主催する書画展「和して同ぜず」の2018韓国・ソウル展が11月25日に開幕しました。中国、日本、モンゴル、韓国の芸術家たちによる、書道、中国画、油絵、篆刻、インスタレーション作品など70点と、各国の青少年の作品74点が展示されています。開幕式には、韓国美術協会、韓国国際芸術交流センターの責任者、各国の芸術家ら約60人が参加しました。

出席ゲスト:書画展責任者の金東光氏(左から2番目)、中国の芸術家・宇俊之氏(左から4番目)、日本の書道家・小林芙蓉氏(左から3番目)、韓国美術協会の朴明仁(パク・ミョンイン)副理事長(右から3番目)

主催側である書画展責任者の金東光氏はあいさつで、「この『和して同ぜず』シリーズ展は、芸術家同士の交流を促進し、国民の相互理解を深めて、北東アジア各国の友好往来を強化してきた」と述べました。

また、中国の芸術家である宇俊之氏は「今後も各国の芸術家との交流を通してインスピレーションを受け、思想を豊かにすることで、より多くの創作を行いたい」と話しました。

揮毫する小林芙蓉氏

日本の書道家・小林芙蓉氏は「日中韓3カ国は同じ筆文化を持ち、歴史的にも大変深いかかわりがある。文化交流を通して心の距離を縮め、日中韓の、ひいてはアジア各国の関係がますます発展するよう願う」と述べました。

韓国美術協会の朴明仁(パク・ミョンイン)副理事長は「北東アジア各国は一衣帯水の関係にあり、文化的に深い根源を持っている。北東アジア各国の国民は書画を通じて交流し、『和して同ぜず』という文化の融合を示すことができる」と話しました。

「和して同ぜず」書画展プロジェクトは2014年に創設されたもので、これまで中国の北京や湖北省、日本の東京や大阪、モンゴルのウランバートルなどで展示会や交流会を行ってきました。韓国での開催は今回が初めてです。今年は、4月に日本の東京都美術館、6月に陝西省西安市、8月に北京の民族文化宮でそれぞれ書画展を行いました。

なお、ソウル展は11月30日まで開催される予定です。(取材:李陽)

中国の芸術家による作品

日本の芸術家による作品

韓国の芸術家による作品

モンゴルの芸術家による作品

各国の青少年たちの作品