登場キャラクター：

　ハムリン：中国名は“阿仓”。みんなから「ハムリン先生」って呼ばれている女の子です。頭脳明晰で可愛いのに加えて、ちょっとエッチな所が特徴。普段はとても優しく、面白おかしく、脳天気。美味しい物を食べることと、ロポポと一緒に寝るのが大好きです。

　ハムチン：ハムリンの親友で、京都に住むハムスターの男の子。最近上海観光にやってきた。

（ハムリンの日記）

　２０１８年１０月３１日

　今日はハロウィン！ハムチンと上海ディズニーに行ってきた。ディズニーでは、「万聖趴」、ハロウィン·パーティーというこのシーズンのスペシャルイベントが開催中だ。仮装で入園してオッケーだと聞いて、普段は真面目で、仮装なんて全然興味なさそうなハムチンが突然、「せっかくなので仮装して入園してみようか？もっと楽しくしようよ！」と、ワクワクするようになって、なんかおかしい．．．だから、私は慌てて服や道具を買って来て、ハロウィンメイクの方法も学んだ。

　メイクをするために今朝は５時に起きた！片目に赤のカラコンをつけて、そしてリップで目から血が垂れているように塗って、淘宝で買った先の尖った歯もつけて、吸血鬼とゾンビの結合体みたいなメイクができた！ちょっとお手軽だが、すぐにお祭りの気分になった～～。その後、ディズニーランドでハムチンは魔女の帽子とマントを買ってくれたが、それは可愛すぎると思うわ。ハロウィンって怖い雰囲気を作るはずじゃないだろうか。

　ハムチン、こいつ．．．仮装しようと最初に提案したのは自分のくせに、結局、メイクをするのが嫌だとか、荷物が重いので、コスプレ用の衣装を持ってくるのが大変だとか言い訳ばかりして、Tシャツにジーンズの姿のままディズニーに入った。男心こそわかりづらい！

　まあ、とにかくディズニーは楽しかった。どこもかしこもハロウィン風のデコレーションだらけで、夜の演目、ディズニーヴィランズのパレードでハロウィンの雰囲気はさらに盛り上がった。ハムチンがいて助かったわ！いい写真をたくさん撮ってくれて。しかし、彼はもうすぐ日本に戻る。再会はいつになるのか．．．

豆知識：ハロウィンでなぜ仮装する？

　ハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた宗教的な行事だと考えられている。ケルト人の１年の終わりは１０月３１日で、この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた。しかしその時、死者に混じって魔物や魔女もこの世にやってきて、生きている人間から魂を奪うと信じられたため、人間だと気付かれないように人々は仮装をするようになったと言われている。ハロウィンの仮装では、概ね魔女やゾンビ、幽霊やコウモリ、魔物といった恐ろしい物が選ばれる。

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