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「文化の伝承・絵画の力」若手~壮年芸術家作品展開幕

2018年 9月 8日17:42 提供:中国国際放送局

李貴君氏の油絵「無処不在」を撮影する見学者

5日、北京の中国美術館で、中国芸術研究院が主催する「文化の伝承・絵画の力」と題したシリーズ作品展が開幕しました。

若手から壮年の芸術家の、創作力や実践の分野における優れた成果を展示するために企画されたもので、「秀作保護、素朴さと純粋さ、映像と寓話、スクラップ・アンド・ビルド」という4つの部分から構成されています。

本展では、李貴君氏と王桂勇氏の作品が展示されました。李氏は1964年に北京で生まれ、1988年に中央美術学院油絵学部を卒業した写実派画家です。また王氏は1969年に山東省済寧市で生まれ、済寧学院と中国芸術研究院を卒業し、国家二級美術師で中国美術家協会会員です。

作品のテーマは、李氏が「万物有霊(すべての生き物に魂あり)」で、王氏は「一点素心(心の素朴さ)」です。

王桂勇氏の油絵『耄耋老者(80、90代の老人)』を撮影する見学者

会場を訪れた徐さん(女性、50代)は、「2人とも人を主体として描いている。李氏は主に女性を描いており、顔つきや動きなどが細かく描かれて、すごく落ち着いた感じがする。王氏の方は庶民生活を描いたものが多く、一般市民が親しみやすい」と話しました。

展示会は9月16日まで開催される予定です。(取材:李陽)

李貴君氏の油絵『信仰』

李貴君氏の油絵『トンボ』

李貴君氏の油絵『あなたの存在を感じる』

王桂勇氏の油絵『幸せな老人夫婦』

王桂勇氏の油絵『おしゃれな老人夫婦』

王桂勇氏の油絵『喜び』