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【映像】徐志摩を記念し中国庭園開設 英国ケンブリッジ大学

2018年 8月 16日15:34 提供:新華網日本語

中国の詩人徐志摩は、90年余り前に英国ケンブリッジ大学で学んだが、宿舎の窓から眺める校内のケム川のほとりの風景が好きで、後にこの風景にちなんで広く知られる詩「さらば、ケンブリッジ」を書いた。ケンブリッジ大学のキングスカレッジは10年前、詩人を記念して詩碑をケム川のほとりに建てた。現在、また徐志摩の名を冠した中国庭園が、当時彼が窓から眺めた場所に落成した。

第4回ケンブリッジ徐志摩詩歌芸術祭期間中の10日、「徐志摩庭園」は正式に落成し公開された。庭園用地は同氏の詩碑の傍に選定され、ケンブリッジ大学初の中国式庭園が開園した。

庭園はキングスカレッジのシニア園芸師、スティーブン・コッグヒル氏が設計と造園を担当し、中国道教と仏教の理念を取り入れた。庭園の中央には白と黒の石で作った太極図が配置され、「さらば、ケンブリッジ」の中国語と英語の詩文を刻んだ一本の小径が「陰」と「陽」の間を通っている。英語の詩文の彫刻は英国の彫刻家ティム・チョーク氏が手掛け、中国語の詩文はノーベル文学賞作家の莫言氏、芸術家の姜宝林氏、書道家の劉正成氏らの手によって書かれた。(記者/梁希之)

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