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「筆致のぬくもり――古代文献から書籍のアートへ」展示会開催=敦煌莫高窟

2018年 8月 3日17:05 提供:中国国際放送局

7月31日、敦煌莫高窟で「筆致のぬくもり――古代文献から書籍の芸術へ」展示会が開かれ、シルクロードに連なる中国とフランス両国の書道芸術が披露されました。

この展示会は、「書籍の誕生」、「書籍の変遷」、「書籍の温度」、「書籍への問い」という4つのパートからなり、100点余りの文物と芸術に関する書籍が出展されました。会場には、現在から2000年以上昔の前漢と後漢時期の竹簡や古代書籍の用紙、莫高窟から出土した珍しい「回鹘文(8~15世紀を生きた回鹘人が使う文字)」の木製活字、アンリ・マティス氏などフランスの有名な画家らが自ら製作した芸術書籍など貴重な作品が展示されています。

敦煌研究院の王旭東院長は、「物を書くことで人類は文明を伝えてきた。本展はシルクロード両端の東西文化交流を推進する役割を果たすだろう」と語りました。

同展はフランス国立自然史博物館、敦煌研究院、敦煌市博物館の共同主催によるもので、10月31日まで無料で一般公開される予定とのことです。(李陽、む)