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「芸術の真実を尋ねて――張安治の芸術人生」展示会開催=北京

2018年 7月 31日20:30 提供:中国国際放送局

中国美術館主催の「芸術の真実を尋ねて――張安治の芸術人生」展示会が29日に北京の中国美術館で行われました。本展は「真実の中の夢」、「夢の中の真実」、「学人・文心」という三つのパートからなり、油絵、中国画、デッサン、スケッチ、パステル、水彩画、書道など、合計139点の作品が展示されました。

中国画作品『九松図』

張安治は書、画、詩、美術史の理論研究のすべてに精通した学者型の芸術家です。1911年に江蘇省揚州市に生まれ、1928年に中央大学教育学院芸術学部に入学し、1929年には西洋画クラスに編入、徐悲鴻、潘玉良など中国の有名な芸術家の下で学びました。後、1946年から1950年まではロンドンで美術史を研究。ヨーロッパでの留学で張安治は西洋文化への理解を深め、芸術創作と歴史理論の研究の道に歩みを進めました。

書道作品『多麗・北京頌』

会場に訪れた梁さん(50代女性)は、「これまで張安治のことはあまり知らなかった。今回の展示会を見て、張氏が才能溢れる芸術家であることがわかった。書道や絵や文章など、その全てに素晴らしい才能を発揮していて、とても感心した」と感想を語りました。

詩作品(真筆)

展示会は8月7日まで開催される予定です。(取材:李陽、チェック:む)

油絵作品『婦人』

戯曲の人物のスケッチ

模写に励む子供

来場者ら