ようこそ、中国上海!
2018新春

Home >> 新着 >> 文化

交響楽で「水袖」を表現 2018杭州国際音楽祭

2018年 7月 8日11:12 提供:新華網日本語

2018杭州国際音楽祭の開幕コンサートがこのほど、杭州大劇場で行われた。著名な華人チェロ奏者の王健氏と杭州愛楽楽団が交響楽を通して「水袖」を表現し、東西の文化的要素、特に音楽的要素の革新的な融合を実現した。

「水袖」は舞台衣装の袖口につける長く白い薄絹とその表現方法のことで、中国の伝統劇の重要な表現形式とされる。チェロ協奏曲「水袖」は、同楽団が2016年に在米華人作曲家、周天氏に依頼して今回の音楽祭のために作った。コンサートでは初演となった「水袖」のほか、「金蛇狂舞」や「北京頌歌」、「椿姫」の一部、組曲「海霞」、交響詩「ローマの松」など国内外の優れた作品が演奏され、音楽祭の幕が華やかに開いた。

14日間にわたる今回の音楽祭では、19回のレジデンシー(滞在型)公演や2回の特別招待公演、9回の社会公益公演、5回の音楽教室・音楽家による授業、イルミネーション、フラッシュモブなどのさまざまなイベントの他、杭州国際音楽祭検討会も開かれる。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。