中国国家電影局と山東省政府が共催する上海協力機構（ＳＣＯ）加盟国映画祭が６月１３日から１７日まで、山東省青島市で開催される。ＳＣＯ加盟国の映画界専門家による１２人の国際審査委員会が作品を審査し、優秀な作品を表彰する。中国電影集団公司の元董事長の韓三平監督が審査委員長を担当する。

中国国家電影局の李国奇副局長は１８日北京で、今回の映画祭はＳＣＯ加盟国間の映画交流と協力の促進を目的とするもので、八つの加盟国と四つのオブザーバー国の映画界の専門家が招きに応じて参加し、加盟国が製作した映画約６０本を上映、審査すると説明した。

韓三平氏は「映画は国境のない言葉で、異なる国や民族の間に友好の橋をかけることができる。今回の映画祭は、ＳＣＯ加盟国間の映画交流と協力を新たなステップへと進ませ、各国文明の交流と相互学習を促すことができると信じる」と語った。

中国のアクションスターの成龍（ジャッキー・チェン）氏が同映画祭のイメージキャラクターを務める。

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