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2017年 4月 11日13:44 編集者:兪静斐
日本フィギュアスケーターの浅田真央が10日夜に、自身のブログで「フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」などと記し、現役引退を表明した。
5歳でスケートを始めた浅田選手は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に活躍。05年にはGPファイナルで優勝するも年齢制限のため06年のトリノ五輪には出場できなかった。10年のバンクーバー五輪ではトリプルアクセルを3度成功させたが、ライバルだった韓国のキム·ヨナ選手に及ばす銀メダルとなった。競技生活の集大成として臨んだ14年のソチ五輪では6位に終わったが、フリーで完璧な演技を見せ日本中を感動させた。
海外メディアも浅田真央の電撃引退を続々報道した。米NBCスポーツの電子版は、「マオ·アサダがフィギュアスケートから突然の引退を発表」という見出しで伝えた。
浅田選手引退のニュースは韓国でも大きな注目を集めている。メディアは「“不運のアイコン”浅田真央の悲しい別れ」「“電撃引退”の浅田、結局かなえられなかった“五輪の金”」「浅田真央、電撃引退宣言…キム·ヨナは超えられなかった」などの見出しを付け、浅田選手のフィギュアスケート人生を振り返る記事を相次いで掲載している。
ネットユーザーからは「今までお疲れさま。彼女の演技は美しかった。今後も意味ある人生を送ってほしい」「韓国の敵だったけど真央も立派な選手だった。よく頑張った」「ヨナと真央の戦いは本当に面白かった。彼女の次の挑戦も応戦したい」と浅田選手をねぎらう声や、「残念だ。平昌五輪でライバル選手を倒す姿を見たかった」「日本人選手だけどかわいくて好きだった。今諦めるのはもったいない」と引退を惜しむ声が寄せられている。