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文化

第8回アジア冬季競技大会が日本札幌で開幕

2017年2月20日 16:34
 提供:中国国際放送局 編集者:範易成

 第8回アジア冬季競技大会が19日、札幌ドームで開幕した。32の国や地域から集まった選手2000人あまりが、26日まで8日間に5競技11種別64種目で競い合う。この規模は大会史上最大のものとなる。

 開会式は各国選手団の入場行進で始まり、中国代表団が先頭となって入場した。中国代表団は選手157人を含む236人からなり、ショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート、スピードスケートなど多くの種目でメダルを狙う。

 今大会の組織委員会の会長を務める秋元克広札幌市長は、開会式あいさつで選手らに歓迎の意を示し、1986年と1990年、それぞれ第1回と第2回アジア冬季競技大会を主催して以来、27年ぶり3回目の大会主催となると述べ、世界にアジアの冬季競技の実力を披露する大会と育っていくことへの期待を表した。

 開会式では今大会初の金メダルの授賞式も行われた。当日行われたスノーボードのアルペン女子大回転で、日本の家根谷依里選手が金メダル、中国の臧汝心選手と宮乃瑩選手がそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得、男子では、韓国選手が1位と2位を占め、日本選手は3位を獲得した。

 それに続く聖火リレーでは、1998年長野冬季オリンピック大会のスピードスケート男子500メートルの金メダリスト清水宏保さんが登場、最終走者の元スキージャンプ選手原田雅彦さんが聖火台に点灯した。

 開会式終了後には地元色の強いパフォーマンスが行われた。今回のアジア冬季競技大会は、この先26日まで開催される予定だ。