中国国家衛生健康委員会の曽益新（そう・えきしん）副主任は９日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源をめぐる調査で、中国は世界保健機関（ＷＨＯ）の専門家チームを受け入れる準備ができていると述べた。

曽氏は、中国とＷＨＯが４回のビデオ会議を通じて調査の具体的な取り決めについて合意したと説明。中国の専門家チームはＷＨＯの調査チームの到着を心待ちにしていると表明した。

ＷＨＯの調査チームが手続きを完了し、スケジュールを確定させ次第、中国の専門家は彼らと共に武漢に向かうとも述べた。

曽氏はＷＨＯの調査に対する中国の立場について、前向きであり、オープンかつ協力的だと強調。中国はこのような協力がウイルスへの理解を深め、今後起こり得る感染症をよりよく予防するために役立つことを望んでいると述べた。

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