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中国の湿地面積、5年間で20万ヘクタール以上増加

2021年 1月 6日16:34 提供:新華網日本語

中国国家林業・草原局はこのほど、中国の湿地面積が過去5年で20万ヘクタール以上増え、全国の湿地面積の50%以上が保全対象となっていると明らかにした。湿地は生物多様性に富んだ、人類にとって重要な生存環境の一つで、その環境浄化能力から「地球の腎臓」とも呼ばれている。

同局の担当者によると、中国は第13次5カ年計画(2016~20年)期間中、統一的に計画して湿地の保護と修復を推し進め、湿地の生態系機能を高め、生物多様性を守り、保護・修復の水準を全面的に引き上げた。中央財政から98億7千万元(1元=約16円)を投じ、湿地生態系がもたらす便益に対する補償・補助、耕地を湿地に戻す「退耕還湿」、湿地の保全や復元に対する補助など2千件を超えるプロジェクトを実施した。

さらに湿地の生息環境や生態系機能、生物多様性などに基づき、湿地をレベル別で管理し、国際的に重要な湿地、国家重要湿地、湿地自然保護区、国家湿地公園を中心とする湿地保護体系を基本的に構築した。ラムサール条約に基づく国際的に重要な湿地は過去5年で15カ所増え、総数は64カ所に達した。国家重要湿地には29カ所が認定された。国家湿地公園は201カ所増え、総数899カ所となった。湿地の保全面積や環境が悪化した湿地の修復面積は増え続け、湿地の生態系機能は確実に回復している。

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