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中国、北極海航路を観測する衛星開発 2022年に打ち上げ

2020年 12月 5日13:04 提供:新華網日本語

太原衛星発射センターから打ち上げられる、高解像度マルチモード総合画像衛星を搭載した運搬ロケット「長征4号B」。(7月3日撮影、太原=新華社配信/鄭逃逃)

中国の衛星開発者が3日、北極海航路を観測するための新たな合成開口レーダー(SAR)衛星の打ち上げを計画していることを明らかにした。

衛星は、広東省広州市にある中山大学と、中国空間技術研究院の科学者らが共同開発する。高度720キロの太陽同期軌道に投入され、解像度50メートル、観測幅300キロの高解像度SAR画像を作成する。

同大学測絵(測量・製図)科学・技術学院の程暁(てい・ぎょう)院長によると、衛星は北極海航路沿線の大半の地域を日々観測できるという。データは、海氷や気候変動、海洋災害の観測や予測に利用され、北極海航路の安全確保のための重要な情報を提供する。

SAR衛星は2022年の打ち上げを予定している。

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