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中国、「北斗」システムを送電網の着氷監視サービスに応用

2020年 12月 4日14:34 提供:新華網日本語

中国送配電大手の南方電網は今年の冬から来年春にかけて、みぞれが降るなどして凍結が多発する寒冷地で、着氷監視端末の通信と測位に初めて中国の衛星測位システム「北斗」を利用することにした。山奥での監視端末の断線や信号伝送の遮断など、これまであった問題を効果的に回避し、より科学的で秩序ある着氷防止措置を講じ、氷点下における送電網運用の安全性と安定性を確保していく。

貴州電網生産指揮センターの責任者、文屹(ぶん・きつ)氏は「監視データは北斗のシステムを介して送電網生産指揮センターに送信でき、分析データは着氷警報システムに送信され、リアルタイムで着氷予防や着氷対策に効果的な指導を行うことができる」と説明。北斗の高精度測位サービスシステムを、無人機の自動操縦やロボットによる変電所の巡回検査、鉄塔傾斜監視などの業務に応用することで、効率的で安全、便利な測位サービスを提供し、スマートグリッド技術の普及と応用のレベルをさらに向上させるという。(記者/斉健)

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