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海南省文昌市、国際航空宇宙都市の建設目指す

2020年 11月 28日16:34 提供:新華網日本語

17日、文昌航天発射場で撮影した運搬ロケット「長征5号遥5」。(文昌=新華社記者/郭程)

中国海南省海口市で25日、国際航空宇宙都市の建設促進をテーマにした2日間のフォーラム「文昌国際航空航宙フォーラム」が閉幕し、ロケット打ち上げセンターで知られる同省文昌市が、航空宇宙分野での国際交流・協力のプラットフォームを目指していることが分かった。

国家航天局の呉艷華(ご・えんか)副局長はフォーラムで、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、中国は今年、31回の打ち上げに成功したが、特に重要な3回の打ち上げは文昌で行われたと述べた。

24日未明にも月探査機「嫦娥5号」を載せた運搬ロケット「長征5号遥5」の打ち上げに成功している。月の土壌サンプル回収を目的としており、中国が天体のサンプルを回収する試みはこれが初となる。

呉氏は、中国が引き続き航空宇宙産業と宇宙経済を支援し、より多くの企業に海南省への投資を促進することで、ハイエンド航空宇宙機器の研究開発・製造を行う産業クラスターを形成し、文昌市を国際交流プラットフォームにしていくと語った。

文昌航天発射場は、酒泉、西昌、太原に続く中国4番目の発射場で、唯一、海に面している。中国が独自に設計、建設した新時代のロケット打ち上げセンターとして2016年6月に初の打ち上げを実施。以降は衛星や巨大宇宙ステーション、深宇宙探査機を送り出している。

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