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「ハイブリッド稲の父」袁隆平氏に「マゼラン海峡賞」 チリ

2020年 11月 20日14:34 提供:新華網日本語

16日、袁隆平氏(左)に「マゼラン海峡賞」を授与するチリのルイス・シュミット・モンテス駐中国大使。(長沙=新華社記者/周勉)

「ハイブリッド稲の父」と呼ばれる中国工程院院士(アカデミー会員)の袁隆平(えん・りゅうへい)氏は湖南省長沙市で16日、チリのルイス・シュミット・モンテス駐中国大使より同国政府を代表して、マゼラン海峡賞を授与された。

モンテス氏はあいさつで、「マゼラン海峡は発見から今年で500年となり、多くの国の人々の航行を支えてきた。袁氏が農業分野で収めた成果も世界の多くの人々の生活を改善させている」と評価した。

また今年は両国の国交樹立50周年に当たり、モンテス氏は袁氏に「中国・チリ国交樹立50周年記念メダル」も授与した。

袁氏は水稲が世界の人々の主食の一種であり、ハイブリッド稲の開発は世界に向けた中国の大きな貢献だとした。自分の夢はハイブリッド稲の栽培を拡大し、世界の人々に幸福をもたらすことだという。袁氏らが開発した第3世代ハイブリッド稲は2日、1ムー(約667平方メートル)あたりの二毛作収穫量で1530・76キロを記録した。