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北京外大国際ジャーナリズム専攻の院生、山西省で調査研究

2020年 11月 6日14:04 提供:新華網日本語

ウコンカンゾウの生育段階について有機栽培基地の専門家から説明を受ける北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生。(資料写真、大同=新華社配信)

中国共産党中央宣伝部と教育部の指導の下、北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生がこのほど、山西省で調査研究と取材の実習を行った。

テーマは「貧困脱却堅塁攻略の成果を強固にし、中国の歴史と文化を広め、メディア・エコシステムの未来図を描く」で、見学・取材活動は同省大同市雲州区からスタートした。学生らは地元幹部や関連分野の専門家と、ウコンカンゾウ(黄花)の栽培で暮らしを豊かにする「小黄花、大産業」プロジェクトや貧困世帯を立地条件の良い場所へ移転させる「易地扶貧搬遷」プロジェクトなど、同市がここ数年実施している貧困対策について座談会を行った。その後、現場に足を運んだ。

座談会の後、地元幹部を取材する北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生ら。(資料写真、大同=新華社配信)

同区のウコンカンゾウ産業パークや有機栽培基地では、ウコンカンゾウの植え付けから摘み取り、天日干し、選別など高度な加工の全工程や関連製品の開発・普及などについて理解を深めたほか、同区西坪鎮坊城新村では「易地扶貧搬遷」プロジェクトで移転してきた住民を取材し、「明るく清潔な家に住み、天然ガスを使う」という幸せな生活を手に入れた住民たちの喜びを身を持って感じた。

貧困対策プロジェクトで雲州区西坪鎮坊城新村に移転してきた住民を取材する北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生。(資料写真、大同=新華社配信)

同市にある国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された「雲岡石窟」は、中国文化を国外へ発信する上で重要な役割を担っている。雲岡石窟研究院の盧継文(ろ・けいぶん)副院長や科研弁公室の趙昆雨(ちょう・こんう)主任、デジタル化室の寧波(ねい・は)主任は、石窟の歴史や文化財保護、デジタル手段による復元と再現などの実例を挙げて、学生らに雲岡石窟保護活動の意義について説明した。

同大の国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスは、中央宣伝部と教育部の国際コミュニケーション人材を育成するための重要プロジェクトに位置付けられている。

雲岡石窟研究院デジタル化室の寧波主任を取材する北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生たち。(資料写真、大同=新華社配信)

雲州区新時代文明実践センターで記念撮影する北京外国語大学国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院修士クラスの学生たち。(資料写真、大同=新華社配信)

1日、北京外国語大学千人講堂の前で記念撮影する同校国際ジャーナリズム・コミュニケーション学院の修士クラスの学生ら。(北京=新華社配信)

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