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「貧困扶助工房」が文化遺産伝承と増収を後押し 貴州省

2020年 11月 3日13:34 提供:新華網日本語

10月25日、榕江県興華郷擺貝村にある「貧困扶助工房」で、自身が制作したミャオ族の民族衣装「百鳥衣」を見せる省級無形文化遺産の伝承者、姜老本(きょう・ろうほん)さん(左)。(榕江=新華社記者/楊楹)

中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州榕江県興華郷の擺貝村は近年、貧困脱却の取り組みを進め、「貧困扶助工房」を設置し、「擺貝ミャオ族女性の刺しゅう相互支援チーム」を結成。地元の無形文化遺産伝承者を技術指導者として招き、ミャオ族女性が自宅の近くで刺しゅうやろうけつ染めなどの伝統工芸の技術を学べるようにしている。また、市場のニーズに合わせ、「百鳥衣」と呼ばれるミャオ族の民族衣装やろうけつ染めのマフラー、スカーフ、刺しゅう入りバッグなどの手工芸品を生産し、専門店、電子商取引(EC)プラットフォームなどを通して北京、上海、広州などの都市および東南アジアの国と地域で販売。無形文化遺産を伝承するとともに、地元の人々の増収を後押ししている。