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新華社、11言語の外国語配信で融合メディア移行を完了 進む「ネット通信社」建設

2020年 8月 18日15:04 提供:新華網日本語

新華社は18日、英語のインターネットニュース配信などのサービスに続く新たな外国語サービスとして、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、ポルトガル語の5言語によるインターネットニュース配信サービスを開始した。これにより、新華社が持つ外国語配信サービスは、11言語すべてが融合メディアへ移行された。海外のインターネットユーザー、ニューメディアユーザーへの配信能力が強化され、「ネット通信社」の建設は大きく進展した。

世界のユーザーに対し、最適な閲覧環境とテキスト、画像、動画を一体化したコンバージェンス(融合・統合)型のニュース製品を提供することは、新華社がメディアの融合発展と変革のすう勢、オムニメディアや情報統合の枠組みに適応するための重要な取り組みとなっている。

新華社は2018年、初の外国語インターネットニュース配信サービスとして「新華社日本語ニュースサービス」を開始した。2019年には英語での配信も始め、現在1日平均100本以上の記事を配信している。昨年相次ぎサービスを開始したイタリア、タイ、インドネシア、パキスタン(ウルドゥー語)向けの配信もすべて融合メディア形式を採用している。

従来の通信社のニュース配信は、主に新聞やラジオ・テレビ局などの従来型メディアと政府、企業などの機関ユーザー向けであり、文字や写真、図表、動画などをそれぞれ単独で提供していた。一方、新華社のインターネット配信は、ネットメディアのニーズと特徴に基づきニュースの記述方式を調整し、これまで単独で提供していた素材を一体化させ、ニュースサイトやクライアント端末、ソーシャルメディアが記事を掲載する際の利便性を高めている。

新華社は2015年に「ネット通信社」の建設目標を打ち出し、従来型メディアへのサービスを絶えず強化するとともに、ネットメディアとニューメディアのユーザーへのサービス能力の向上を目指している。インターネット配信サービスは、ニュース製品とインターネットユーザーとの「ラストワンマイル」をつなげた。コンテンツがより豊富になったほか、情報がより集約されたことで読みやすくなり、海外のインターネットユーザー、ニューメディアユーザーから広く歓迎されている。

新華社は国内外に230以上の支社を持ち、4千人余りの記者を擁している。ニュースの収集ネットワークは全世界に広がり、世界の各種ユーザーに対し毎日24時間、中国語、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、ポルトガル語、日本語、イタリア語、タイ語、インドネシア語、ウルドゥー語の12言語でオムニメディアニュース製品を提供している。

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