中国国家能源（エネルギー）局は１７日、中国の充電ポール設置数が６月末時点で１３２万２千基、うち、公共充電ポールは５５万８千基で、世界首位と明らかにした。

　同局の関係責任者によると、中国はここ数年、充電インフラ整備を積極的に推進している。国家能源局は今、関係部門と協力し、「新エネルギー車（ＮＥＶ）充電保障力の向上行動計画」の実施に力を入れており、充電ビジネスモデルの革新サポートと、充電サービスプラットフォームの統合を推進している。さらに、インターネットの活用により、充電のスマート化レベルを高めている。また、旧住宅地の充電施設整備が難しいといった問題の解決を急ぎ、充電保障力を着実に引き上げている。

　国家能源局は２０２０年全国電力網送電網計画を変更し、年内に送電網整備プロジェクト１２４件を始動させ、約７４６億元（１元＝約１５円）を投入する計画だ。