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蘇州と南通を結ぶ「滬蘇通長江公鉄大橋」が開通 江蘇省

2020年 7月 2日12:34 提供:新華網日本語

中国江蘇省の蘇州市と南通市を結ぶ滬蘇通(こそつう)長江公鉄大橋が1日、開通した。鉄道道路併用橋として建設され、高速道路と在来の旅客・貨物併用線、高速鉄道線の三つが同時に長江をまたぐ。大橋を渡る滬蘇通鉄道(上海‐蘇州‐南通)も同日開業した。

同橋は滬蘇通鉄道の重要な結節点であり、同路線の建設を左右する最も重要な工程とされた。全長は11・072キロ。建設は中国国有鉄道運営会社の中国国家鉄路集団が主導し、完成までに6年4カ月の年月を要した。

鉄道道路併用区間の長さは6993メートルで上下2層に分かれる。上層は双方向6車線の錫通高速道路(南通‐無錫)で、下層の4本の線路のうち2本は今回開業した滬蘇通鉄道、残り2本は建設予定の通蘇嘉甬鉄道(南通-蘇州-嘉興-寧波)がそれぞれ使用する。

大橋建設指揮部の閆志剛(えん・しごう)副総工程師(サブチーフエンジニア)によると、同橋は世界で初めて主径間が千メートルを超えた鉄道道路併用の斜張橋で、他にも多くの世界記録を更新したという。

同橋の開通により、長江両岸の高速道路網が効果的に接続され、蘇通大橋や江陰長江大橋の交通圧力も緩和される。(記者/楊丁淼、賈遠琨)