中国北京市医療保障局の杜鑫（と・きん）副局長は２８日、新型コロナウイルス対策について記者会見を行い、同市の公立医療機関で実施する核酸検査料金を２５日から引き下げたことを明らかにした。

杜氏によると、市内の全ての公立医療機関で行う核酸検査料金を、従来の１回１８０元（１元＝約１５円）から、１２０元を上限とすることを認めたと述べた。

非公立の医療機関も、医療保険加入者が指定医療機関で検査を受ける場合は公立医療機関と同水準に料金を引き下げることが求められる。

公的医療保険制度の指定医療機関ではない私立の医療機関などには、国と北京市の関連規定を遵守した上で、市場価格に応じて検査料金を決めることを認める。

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