中国国家衛生健康委員会は１５日、新型コロナウイルスの感染状況について、１４日に全国３１の省、自治区、直轄市と新疆生産建設兵団から得た報告として、感染者が新たに４人（全て吉林省）確認されたと発表した。新たな死者はゼロで、感染の疑いがある患者は新たに１人（上海市での輸入症例）増えた。

輸入症例については、確認された感染者が現在４６人（重症者３人）おり、感染の疑いがある患者が４人だった。累計では感染者が１６９２人、回復した退院者が１６４６人となり、死者はゼロだった。

無症状感染者については、１４日に新たに１１人（輸入症例２人）報告され、同日に確定診断された感染者はゼロ、経過観察解除は１０４人（輸入症例３人）だった。現在も経過観察を受けている無症状感染者は６１９人（輸入症例３５人）となっている。

１５日午前０時時点で、中国本土の感染者数は９１人（重症者１１人）で、感染確認報告は累計８万２９３３人。回復した退院者は累計７万８２０９人、死者は４６３３人となった。感染の疑いがある患者は４人おり、特定された濃厚接触者は累計７３万８６９１人、経過観察を受けている濃厚接触者は５２１１人となっている。

湖北省については、１４日に確認された感染者はゼロだった。現在入院治療中の患者は６人（重症者１人、重篤者１人）で、感染の疑いがある人はいなかった。感染確認報告は累計６万８１３４人（武漢市５万３３９人）、回復した退院者は６万３６１６人（武漢市４万６４６４人）、死者は４５１２人（武漢市３８６９人）だった。

香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１５３６人で、うち香港特別行政区が１０５１人（退院１００９人、死亡４人）、マカオ特別行政区が４５人（退院４３人）、台湾地区が４４０人（退院３８３人、死亡７人）だった。

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