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線路をまたぐ大型斜張橋、主橋部の回転架設に成功 遼寧省瀋陽市

2020年 5月 4日11:04 提供:新華網日本語

4月27日、大型斜張橋の回転架設のプロセス。上から順に回転前、回転中、回転後。(組み合わせ写真、瀋陽=新華社記者/楊青)

中国遼寧省瀋陽市で4月27日夜、中鉄九局集団が建設を請け負った同市の重点プロジェクトとなる、左右非対称の1主塔大型斜張橋の回転架設工事が行われた。多くの技術的な課題を克服し、重さ1万5千トンの主橋部が、空中で反時計回りに45度水平回転し、東北地方と華北地方を結ぶ10本の鉄道が集まる交通の要衝の上に架設された。

斜張橋の建設に当たり、鉄道への影響を最大限に抑えるため、同集団はブロックパズルを組み立てるような方法を採用、先に線路に平行する形で建設した主橋部を水平方向に回転させて架設した。

主橋部の回転には塔柱下部に設置したボールベアリングが利用された。直径3・8メートルのボールベアリングは、高性能非金属複合材料と高精度球面加工技術を採用して製造されている。上下二つのボールベアリングは二つの鍋のふたのように積み重ねられ、重さ1万5千トンの主橋部を支える塔柱を自在に旋回させた。

主橋部の回転架設は、午後9時56分に完了した。(記者/張非非、石慶偉、于也童)

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