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赤外線カメラ、野生親子パンダの仮のすみかを発見 陝西省

2020年 5月 4日9:04 提供:新華網日本語

ジャイアントパンダ国家公園長青管理分局の赤外線カメラが捉えた野生の親子パンダ。(1月5日撮影、西安=新華社配信)

中国のジャイアントパンダ国家公園管理局は4月30日、陝西省の長青管理分局が標高1573メートルの地点に設置した赤外線カメラで撮影した野生の親子パンダの映像を公開した。母と子がじゃれ合う様子が記録されていた。

同分局は秦嶺山脈の中段部分に位置する漢中市洋県にある。今回公開されたのは1月5日と13日に撮影された動画5本と写真37枚。2匹がカメラの前にいた時間は10分にも及んだ。

張社朝(ちょう・しゃちょう)分局長は、2匹の体格に大きな差がないことを指摘。繁殖期から判断して子パンダは1歳半前後との見方を示した。

張氏は「パンダは冬季、同じ場所に半月から1カ月程度とどまることが研究でも明らかになっている。撮影地点付近からはパンダの糞が大量に見つかっており、仮のすみかであったことが分かる。今回撮影された親子の動画や写真は、地域内のパンダ生息地の生態環境が好転しているのを示している。頭数も増えている」と語った。(記者/付瑞霞)