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中国、ヒマラヤの頂のゴミ清掃へ

2020年 4月 24日8:34 提供:新華網日本語

チョモランマを登る山岳ガイドたち。(2019年5月24日撮影、定日=新華社配信/扎西次仁)

中国チベット自治区の登山管理当局者たちは、次の登山シーズンにチョモランマ、チョ·オユー、シシャパンマの山頂を清掃することを検討している。

18日の発表によると、ヒマラヤ山脈山頂の清掃に参加するのは、中国チベット登山チーム、中国チベット山岳協会(CTMA)と、登山隊を組織する地元の旅行会社ヒマラヤン·エクスペディションだ。

チョモランマの山頂でごみを回収する次仁旦達(ツェリンダンタ)さん。(2018年5月撮影、定日=新華社配信)

新型コロナウイルス感染症の流行拡大を恐れ、中国は2020年の登山シーズン中、外国人がチベット自治区へ入境することを暫定的に停止した。

CTMAの職員は「山頂のごみを一掃するには、格好のタイミングだ」と話した。

チョモランマからごみを運び出す人々。(2018年5月撮影、定日=新華社配信)

2019年にはCTMAの職員や中国人ガイド、そして地元の住民がチョモランマの北側を清掃し、約13トンのごみを回収した。ごみは、新しいゴミ分別システムで通常のごみと登山に関係する廃棄物に大別された。

チベット自治区では、去年の登山シーズンに初めて「報酬システム」も導入した。山頂からごみを運び降ろした地元の住民に、運んだごみの重量に応じて報酬を支払う仕組みだ。

CTMAの職員は、「以前に試して効果があったやり方を今後も続けるだろう」と語った。