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感染流入を徹底防止、在住外国人も平等に対策措置 広東省広州市

2020年 4月 13日19:04 提供:新華網日本語

中国広東省広州市の温国輝(おん・こくき)市長は、12日の記者会見で、同市が「一視同仁(全ての人を差別なく平等に見る)」の原則を堅持し、国内外の人々に対し一律の新型コロナウイルス感染予防・抑制措置を取っていると表明した。同市では12日午前0時時点で、国外からの輸入症例119人、二次感染者13人が報告されている。

公式データによると、感染が確認された輸入症例のうち中国籍は94人、外国籍は25人。外国籍の感染者の中ではアフリカ籍が19人。

輸入症例の二次感染者13人のうち、アフリカ籍の症例からの感染者が12人、トルコ籍からが1人となっている。

広州市公安局の蔡巍(さい・ぎ)報道官は記者からの質問に対し、同市は広範な市民と広州在住外国人の安全を高度に重視しており、法に基づきこれらの人々の合法的な権益を保障すると表明。公安機関が実施している感染予防・抑制措置は、全ての中国公民と在住外国人を平等に扱い、差別なく執行していると述べた。

温市長は「感染の拡大を受け、5万人以上の外国人がまだ広州に戻っていない」と指摘。現在、同市在住の外国人は計3万768人で、人数が多い5カ国はそれぞれ韓国4600人、日本2987人、米国2724人、カナダ1832人、ロシア1422人、アフリカ諸国は4553人となっていると述べた。

12日8時時点で、輸入症例の感染者119人のうち、89人がすでに退院している。(記者/周強、丁楽、陸浩)

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