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在上海多国籍企業職場復帰ケース

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湖北省の労働者も続々と職場復帰、省内の感染沈静化受け

2020年 3月 23日21:04 提供:新華網日本語

19日、湖北省荊州市で列車に乗り込む男性。新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻だった同省だが、19日には551人が高速鉄道で省を発っており、国内の製造業の中心である広東省へ戻る労働者は増え続けている。(武漢=新華社記者/程敏)

中国湖北省では21日、新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化したことを受け、1千人以上の出稼ぎ労働者が故郷の町を離れ、浙江省杭州市へ向かった。

21日午前に専用列車で発ったのは、恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の労働者計1071人。皆が健康コードを持っており、杭州市と同自治州はお互いのコードを承認しているため、到着後の規則である14日間の隔離は免除される。列車は現地の人事部門が管理し、感染のリスクを避けるため、途中下車は禁止となっている。

19日、広東省の広州南駅に列車で到着した出稼ぎ労働者。(広州=新華社記者/盧漢欣)

東部と西部が協力して貧困の削減を目指す戦略の一環で、杭州市では同自治州出身の5千人以上がエレクトロニクスや製造、サービス産業に従事している。3月中旬以降は、同自治州の多くの労働者がバスで同市に到着している。

湖北省では18日までに、武漢市を除く省内すべての市と県のリスクレベルが低リスクに引き下げられた。当該の市と県、市轄区での新たな感染確認が14日間なかったため、低リスク地域に分類された。