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甘粛省の観光ガイドが募金呼び掛け、マスク15万枚を医療機関に寄付

2020年 2月 1日11:34 提供:新華網日本語

30日、医療用マスクを運ぶ甘粛省蘭州大学第2医院のスタッフ。(蘭州=新華社記者/張睿)

中国甘粛省の観光ガイド数人の呼び掛けによる募金で購入された医療用マスク14万9千枚が30日、ベトナムから2便に分けて空輸され、同省蘭州市の蘭州中川空港に到着した。マスクは感染予防・抑制に使用されるため同日中に地元の複数の医療機関に向けて迅速に発送された。

募金の発起人の1人、地元観光ガイドの蘆永仙(ろ・えいせん)さんによると、わずか数日の間に観光ガイドや友人、華僑・同胞、篤志家ら500人以上から寄付金が集まったという。ベトナムやタイ、マレーシアなどで調達された使い捨て医療用マスクはベトナムの空港に届けられた。

寄付される物資は蘭州市に到着後、甘粛省紅十字会(赤十字会)の協力の下、20分足らずで通関を終えた。

自主的に車両を持ち込んだ有志が70箱分、10万元(1元=約16円)相当の使い捨てマスクを甘粛省衛生健康委員会に輸送した。その後、マスクはスタッフによって蘭州大学第2医院や同第1医院、甘粛省中医薬大学第1付属医院、甘粛省婦幼保健院など8カ所の医療機関に一斉に送られた。(記者/梁軍)