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2020年 1月 31日10:04 提供:新華網日本語
中国科学院武漢ウイルス研究所は29日、最新の研究で新型コロナウイルスはコウモリ由来である可能性が高まったと発表した。
同研究所の石正麗(せき・せいれい)氏率いるチームは23日、生物学のプレプリントサーバー「bioRxiv」に「新型コロナウイルスの発見とそのコウモリ起源である可能性」と題する文章を発表、新型コロナウイルスがコウモリに由来する可能性を提示している。
研究チームは、新型コロナウイルスと一種のコウモリのコロナウイルスの遺伝子配列が96%の高確率で一致することを突き止めた。これは今後のウイルスの病原性メカニズムや起源探求などの研究にとって重要な足がかりとなる。
武漢ウイルス研究所は2日に新型コロナウイルスの全ゲノム配列を決定し、5日にはウイルス株の分離に成功した。
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