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中国でお正月旅行がますます人気に、旅行者の半数以上は「90後」

2020年 1月 9日16:52 提供:東方網 編集者:王笑陽

 中国ではまもなく、最も大切で伝統的な祝日である春節を迎える。数十億人の大移動による帰省ラッシュが予想される中、一部の人が故郷ではなく旅行先へ向かっている。アリババ集団が運営する旅行プラットフォーム「フリギー」(fliggy)はこのほど、「2020春節旅行データレポート」を発表したが、これによると、旅行先で年越しをする、つまりお正月旅行を選択する人が3年連続で増えている。海外旅行は上海から出発する人が一番多い。いっぽう、国内の一番人気の旅行先は、南部の都市、広州である。

海外旅行では上海から出発する人が一番多い

広州が一番人気の国内旅行先

 国家移民管理局が昨年発表したデータによると、2019年春節期間中の海外旅行者数は631.1万人に達し、2018年より12.84%増となった。そして今後も増加傾向は続くと予想されている。人気の海外旅行先はフライト4時間以内で行ける国が多く、日本、韓国、そして東南アジア諸国が依然として人気だ。これから1ヶ月間に中国人観光客が殺到することで、日本でも春節の雰囲気が盛り上がるだろう。

日本が一番人気の海外旅行先

 フリギーのレポートによると、お正月旅行をする人のうち半数以上(55%)が「90後(1990年代生まれ)」で、ほかの年齢層をはるかに上回っている。「00後(2000年代生まれ)」は一番少ないが、実は伸び率が一番高くてその力は侮れない。今年で20代に突入した「00後」は、社会で働くにつれて消費力もどんどん強くなっていくだろうと思われる。

お正月旅行の人の半数が「90後」