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巨大電波望遠鏡「天眼」にパネル点検作業員登場 風船使い重量軽減

2019年 9月 3日21:41 提供:新華網日本語

8月30日、初の巡回検査テストに成功した作業員。(平塘=新華社記者/欧東衢)

中国貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡(FAST)、通称「天眼」の調整を手掛けるチームは、2017年末から反射パネル4450枚を点検するための方法を研究開発してきた。直径7・6メートルのヘリウム風船を使って作業員の体重を反射パネルが耐えられる重量にまで減らし、作業員が反射面のあらゆる箇所を巡回し、検査やメンテナンスを実施できるようにする点検方法で、このほどテスト段階に入り、担当作業員は8月30日、初めてテスト作業を行った。