ようこそ、中国上海!
海上会客厅

Home >> 新着 >> 社会

中国の近視患者数6億人、高校生の近視率は80%以上

2019年 8月 30日17:02 提供:東方網 編集者:王笑陽

 まもなく9月からの新学期が始まるに当たって、児童·生徒の近視の問題が再び話題にのぼっている。データによると、中国の近視患者数はすでに6億人を突破し、子供の近視率は世界一位になった。

 国家衛生健康委員会が発表した『2018年中国児童青少年近視調査結果』によると、児童·生徒の近視有病率は53.6%であり、それぞれ小学生は36.0%、中学生は71.6%、高校生は81.0%であった。中でも高校三年生では、-6.00Dを超える強度近視有病率が21.9%にも達した。強度近視は、眼軸長が長くなることで黄斑変性や網膜剥離、白内障、緑内障などの疾患、さらには失明を引き起こすリスクがある。

 近視は眼軸長が過剰に伸長し、遠方のものを見る時に焦点を網膜上に合わせられない。この過程は不可逆である。

 これまでの研究により、近視の進行を抑制する効果が一番高い治療法として、オルソケラトロジーレンズが挙げられている。

(編集:W、実習生S)