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国旗を掲げ安定を促す 香港でタクシー運転手が暴力反対訴える

2019年 8月 25日9:41 提供:新華網日本語

23日、「我愛香港、我愛中国」のステッカーを車に貼り付ける男性。(香港=新華社記者/秦晴)

中国香港特別行政区で23日夜、「守護香港大連盟(セーフガード香港)」が香港タクシー運転手従業員総会と共同で「愛国愛港(国を愛し香港を愛する)」というメッセージをアピールするため、「守護香港、風雨同舟(香港を守り、困難を共に切り抜ける)」大行動を行った。

中国国旗を掲げ「我愛香港、我愛中国(香港を愛し、中国を愛する)」などのスローガンのステッカーを貼ったタクシー約600台が、香港島の筲箕湾と九竜半島の尖沙咀(チムサーチョイ)からそれぞれ出発し、香港島を回り、尖沙咀から観塘(クントン)、荃湾へ向かう主要道路を走行した。

過激で暴力的なデモ行進が香港にもたらしている被害に抗議するため、香港のタクシー運転手たちはこうした方法で市民や観光客に香港の良いイメージをアピールし、香港社会に共同で暴力に反対し、早急に正常な秩序を回復するよう呼びかけた。

タクシー運転手の曽(そう)さんは記者に対し「このところ発生している暴力事件のために、香港人は自由や安全が無くなり、私たちの仕事にも影響が出ている。最近は仕事がかなり減り、ストレスが大きい。皆、香港が早く秩序を取り戻すよう願っている」と語った。

「守護香港大連盟」の招集者でスポークスマンの黄英豪(こう・えいごう)さんは、今回タクシーによる活動を起こしたのは、タクシー運転手たちが伝えるメッセージを通して、市民や観光客に香港の精神と良い風紀をアピールし、より多くの観光客を香港に誘致して、深刻な影響を被っている観光業を振興するためだと述べた。

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