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農村で介護サービスの「ラストワンマイル」を解決 杭州市臨安区

2019年 8月 12日9:41 提供:新華網日本語

8日、杭州市臨安区の板橋鎮豆川村で、外出が不便な高齢者に食事を届ける高齢者向け食堂の従業員(右)。(杭州=新華社記者/徐昱)

中国浙江省北西部の山間部に位置する杭州市臨安区は、人々が農村地域に分散して居住しているため、サービスが隅々まで行き届きにくいという問題に直面していた。このような状況に対処するため、同区民政局はここ数年、「家を離れても村を離れず、親や親戚から離れても愛情から離れない」という農村介護モデルを積極的に構築し、行政機関が村レベルの高齢者向け食堂および宅配食事サービス、定期的な訪問・看護サービスなどの費用を負担する対策を取っている。同モデルは現在、80%以上の村落をカバーしており、収入が低く、経済的に困難な農村の高齢者に向けた在宅介護サービスを確立し、農村における介護サービスの「ラストワンマイル」問題を解決している。