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遠望5号、インド洋に向け出航 衛星海上追跡管制任務へ

2019年 5月 7日10:39 提供:新華網日本語

中国の遠洋宇宙観測船「遠望5号」は5日午前、衛星海上追跡管制任務の遂行のため、中国衛星海上追跡管制部のふ頭を離れ、インド洋の某海域に向かった。

1日には、遠望7号が同任務の遂行のため、太平洋の予定海域に向け出港している。中国衛星海上追跡管制部によると、3号と5号、6号、7号からなる遠望号シリーズは今年、これまで4回の任務を完了し、航海日数は140日余りに及ぶ。ここ数年で最も任務の数が多く、最も航海時間が長い。現在では1隻ずつ出港し観測を行うことが常態化しつつあり、複数の観測船がそれぞれ異なる海域で任務を遂行することが増え、遠望号シリーズの今年の任務遂行回数は過去最高を更新する見込みだという。

遠望3号は現在、ナビゲーション衛星「北斗3号」などの海上追跡管制任務を終え帰港し、ふ頭に停泊している。遠望6号には4月末から初の大規模改修が行われている。

中国は今年、30回以上の衛星や宇宙船の打ち上げを予定しており、シリーズの船全体の海上作業は700日を超えると見込まれている。

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