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国産原子炉「華竜1号」、冷却機能試験開始

2019年 5月 1日11:39 提供:新華網日本語

中国が独自開発した第3世代原子炉「華竜1号」が設置された中国核工業集団の福清原子力発電所5号機が27日、冷却機能試験を正式に開始した。今回の試験は予定より50日早く始まり、同発電所5号機は設置段階から調整段階に入った。

中国の原子力発電の世界に向けた「国家の名刺」として、「華竜1号」は中国が独自の知的財産権を有する第3世代原子炉で、寿命を60年として設計し、燃料集合体177体の炉心設計、燃料集合体の交換期間は18カ月を採用して、発電所の稼働率は90%以上であり、さらに「能動的と受動的」を組み合わせた安全システム、二重安全シェルターなどの技術を革新的に採用し、安全性に関する世界の最高基準を満たす。先進性と成熟性の統一、安全性と経済性のバランス、能動的と受動的の結合を実現し、現在の原子力発電市場の製品受容度の最も高い第3世代原発モデルの一つとされている。(福清=新華社記者/魏培全)