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日本の共同企業体、「沖縄白酒」と観光をPR 北京

2019年 4月 18日15:09 提供:新華網日本語

17日、沖縄白酒北京発表会であいさつする周新政副秘書長。(北京=新華社記者/常博深)

日本沖縄県那覇市の投資会社ビンコウHD、泡盛メーカーの瑞穂酒造、同県西原町の酒類卸南島酒販から成る沖縄白酒輸出&インバウンド展開共同企業体が主催する「沖縄白酒」北京発表会が17日、北京市で開催された。中国国際友好連絡会(友連会)の周新政(しゅう・しんせい)副秘書長、ビンコウHDの方徳輝(ほう・とくき)社長、沖縄県商工労働部の嘉数登部長らが出席した。

周氏はあいさつで次のように述べた。酒文化は中日両国文化の中でしばしば友情を代表してきた。両国人民が長く結んできた友情は、今日海を越えてやって来た「沖縄白酒」のように繊細で芳醇だ。私たちは日本の友人とともに、民間交流の長所を引き続き発揮し、チャンスをつかみ、両国の経済貿易交流協力深化を推し進め、両国人民の相互理解と友情を増進させ、中日友好事業の発展を共に推進するために、新たな一章をつづりたい。

嘉数氏は沖縄県の玉城デニー知事に代わってあいさつし、次のように述べた。沖縄白酒は沖縄特産の蒸留酒である泡盛の伝統を活かし、中国を中心とした海外マーケットに向けて開発されたもので、これを機会に多くの人に知ってもらい、沖縄を好きになってもらうことを期待している。

方社長は次のように述べた。日本を訪れる中国人観光客が年々増えている中で、沖縄特産の白酒を打ち出すことで知名度を高め、そこから中国市場への参入に有利な条件を作り出し、中日両国の経済貿易交流を促進することを目指している。

「白酒」とは中国で一般に普及している蒸留酒で、アルコール度数の高いものが多く50度以上のものも珍しくない。(記者/常博深、張暁華)