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パリのノートルダム大聖堂で大火災 マクロン大統領「必ずこの大聖堂を再建する」

2019年 4月 16日13:08 編集者:王笑陽

 フランス·パリの中心部にある世界的な観光名所、ノートルダム大聖堂で、現地時間15日午後7時頃、中国時間の16日未明に、大規模な火災が発生した。火勢は激しく、数時間にわたって燃え続け、教会の尖塔などが燃え落ちる大きな被害をもたらした。今のところ死者は出ていないと報道されている。

 出火原因は調査中。仏メディアによると、当時行われていた改修工事による火災の可能性があるという。ネット上に「作業員によるはんだこての放置」や「電気のショート」などの原因が推測されているが、明確な原因はまだ発表されていない。寺院に保管されていた文化財·美術品は、運び出されるなどして消失を免れたと発表された。

 フランスのマクロン大統領は、ツイッターで「ノートルダム大聖堂が燃えています。国全体にとって大きな衝撃です。すべてのカトリック教徒とフランス人の思いは同じです。私の思いは市民の皆さんと同じ。私たちの一部でもある大聖堂が、炎に包まれるのを見るのは悲しい」と述べた。そして火災現場で記者団に対し、「必ずこの大聖堂を再建する」と述べ、再建に向けて全力を尽くす考えを示した。

 ノートルダム大聖堂はゴシック建築を代表する建物であり、「パリのセーヌ河岸」という名称で、周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録されている。

(編集:W)