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初の国産極地探検クルーズ客船が江蘇省海門市で進水

2019年 3月 14日15:08 提供:新華網日本語

12日、江蘇省海門で撮影した「極地クルーズ1号船」。(南通=新華社配信/許叢軍)

中国招商局工業集団は12日、初の国産極地探検クルーズ客船が江蘇省の海門(かいもん)市で進水したと発表した。中国の遠洋航行船製造分野における段階的な進展となった。

同集団の胡賢甫(こ・けんほ)総経理によると、この「極地クルーズ1号船」は全長104・4メートル、幅18・4メートルで、電気推進方式を採用。航行速度は15・5ノット以上の設計で、安全帰港、米国公衆衛生局(USPH)、米国沿岸警備隊(USCG)などの航行基準の要求を満たしている。極地の最新指標・基準に従って開発されており、高緯度の地区でも地球横断でも、問題なくスムーズに航行することができる。

同集団はすでに船主のサンストーン・シップスから10隻のクルーズ客船を受注している。サンストーン・シップスのニールセン最高経営責任者(CEO)は「建造計画は非常に順調で、いかなる事故も発生していない。これは高く評価されるべき成績であり、中国の船舶工業の優秀な管理レベルを代表している」と述べている。

この「極地クルーズ1号船」は進水後、設備の試験調整、内装工事、傾斜試験、試験航行などを経て、7月末に竣工し、9月に正式に引き渡される予定になっている。