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新疆の牧畜民、毛皮スキーで300キロの旅へ

2019年 1月 7日15:49 提供:新華網日本語

中国新疆ウイグル自治区アルタイ地区で5日、牧畜民9人が松の木や馬の毛、牛の革で作った伝統的な毛皮スキーを着けバイハバ村を出発。一路アルタイ山の奥地へと向かった。すべて順調に進めば、一行は10日後にアルタイ市に到着し、300キロに及ぶ氷雪の旅を完了させるという。

9人の牧畜民はいずれも新疆北部のアルタイ地区に住む熟練した毛皮スキー愛好家で、年齢は中国で「70後」(1970年代生まれ)と「80後」(1980年代生まれ)、「90後」(1990年代生まれ)と呼ばれる各世代をカバーしており、平均経験年数は20年を超えている。

彼らは1カ月前に毛皮スキー隊を結成し、半月前には短距離の予行演習を行った。毛皮スキーという伝統的な技術を受け継ぎ、少数民族地域でのウィンタースポーツの普及と発展をアピールするのが今回の遠征活動の目的だという。