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探査車「玉兎2号」を分離 月面に第一歩

2019年 1月 4日16:37 提供:新華網日本語

月の裏側への軟着陸に成功した中国の月探査機「嫦娥4号」は3日夜、着陸機と探査車「玉兎2号」(月面車)の切り離しに成功した。切り離された玉兎2号は月裏側表面に順調に降りた。着陸機のモニターカメラは玉兎2号が月裏側表面に残した最初の痕跡を撮影し、その画像が中継衛星「鵲橋」を通じて地上に送信された。

嫦娥4号の着陸成功後、地上スタッフは計画に従い、玉兎2号の切り離しに向けた準備作業を進め、「鵲橋」の状態や着陸地点の環境パラメーター、設備状態、太陽入射角度など切り離し実施条件の最終チェックを行った。

3日午後3時7分、スタッフは北京航天(宇宙)飛行管制センターから中継衛星「鵲橋」を通じ、嫦娥4号に指令を出し、切り離しが始まった。着陸機から月面にスロープが下ろされ、玉兎2号がゆっくりと月面に向かって動き、午後10時22分、月面に降り、第一歩を印した。この様子は管制センターの大型スクリーンに映し出された。