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中国·サウジ合同調査チーム、港湾遺跡の第2回発掘調査開始

2019年 1月 2日15:08 提供:新華網日本語

中国国家文物局水中文化遺産保護センターとサウジアラビア国家考古学センターが組織する中国・サウジアラビア合同調査チームは2018年12月29日、紅海沿岸の港湾遺跡であるAlSerrian港遺跡に対する第2回発掘調査を開始した。

今回の発掘調査は、両機関6人ずつの計12人からなる合同調査チームが1カ月にわたり行う。

中国側のチーム一行は同月24日、サウジアラビアの首都リヤドに到着し、第1回発掘調査の資料や同港で複写した碑文の拓本40点余りをサウジアラビア側に渡した。

AlSerrian港遺跡は、アラビア半島南西部の紅海沿岸に位置し、かつては聖地巡礼と貿易で栄えた港だったが、その後使われなくなり、砂に埋もれ、廃墟となった。

紅海海域は、東洋と西洋の海上交流における重要なルートであり、昔から中国と密接な海上交流があった。明代の鄭和(てい・わ)艦隊が遠く紅海まで航海したことは、古代中国とアラブの交流の話として知られている。