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ミャオ族「画家」伝統絵画への思い 貴州省竜里県

2018年 11月 25日9:35 提供:新華網日本語

22日、平坡村のミャオ画育成教室で女性に指導をする蘭群さん(中央)。(竜里=新華社配信/竜毅)

中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州竜里県洗馬鎮の平坡村に住む蘭群(らん・ぐん)さん(49)はミャオ族の伝統絵画「ミャオ画」の伝承者。1988年に師範学校を卒業すると、故郷に戻り村に伝わるミャオ画を受け継ぎ、世間に広めていく決心をした。同村のミャオ画は、女性が耕作の合間を縫い、家族の暮らしや労働、冠婚葬祭などの内容を基に民族の独特な美的センスと画法で作り出す芸術品で、観光客にも人気が高い。2013年、蘭さんは村のミャオ画を市場進出させようとギャラリーを開き、ブランド化のため商標登録するとともに、村民へ無償でミャオ画のノウハウを教えた。蘭さんが育てたミャオ画家の年間創作枚数、販売枚数は現在、3千枚余りに及び、既に現地のミャオ族女性の重要な収入源になっている。